知ったかって怖いっすよね。
ズンドコベロンチョとは
単刀直入にマジレスします。
「ズンドコベロンチョ」などと言う、言葉に意味など存在しません。
「ズンドコベロンチョ」という文字列だけが勝手にバズり、その言葉だけがSNS上で一人歩きしているだけです。
この言葉は、「意味など無いのにあたかも皆んなが知っていて当たり前のように思わせる不思議な言葉」です。
皆んな知らないのに知ったかぶりをしているということです。
ちなみにこの言葉がバズる時期があります。
タモリさんの番組「世にも奇妙な物語」で「ズンドコベロンチョ」の回が放送された時です。
つまり、この言葉を何処かで知り、気になって調べたということは「ズンドコベロンチョ」が放送されていたのかもしれません。
以下はネタなので、真に受けないでください。
「ズンドコベロンチョ」を知らない奴はマジでヤバい。
「ズンドコベロンチョ」知らない奴おるの?www
まさかおる訳ないよなー。
おらんよなぁ。
ズンドコベロンチョを知らないなんてことがバレてしまえば、袋叩きにあいます。
- 「そんなことも知らないの?」
- 「意味が分からない。」
- 「ズンドコベロンチョ知らないとか、アホすぎ」
- 「まじで痛い。」
- 「○ね。」
それほど、この作品では "ズンドコベロンチョ" を知らない人は問題児扱いされてしまいます。
ズンドコベロンチョって何?
ズンドコベロンチョのあらすじ。
「ズンドコベロンチョ」は、「世にも奇妙な物語」で「ズンドコベロンチョ」という回で登場する謎の言葉です。
主人公は、若くして物知りで尋常じゃ無い博識です。
総理から外国のトップ企業、オリンピックのお偉いさん、世界中の誰もが尊敬する知識王みたいな何でも知ってる有名人です。
常日頃からイキった難しい言葉を使い、横文字を並べるような意識高い系です。
社会的地位も高く、圧倒的カリスマ性で一企業の社長として社員の士気を上げるようなスペックの高い人間でした。
ある日、社員から社長に「昨日のズンベロ、見ました?」と尋ねられ初めて聞く単語に戸惑いました。
しかし、自分に知らない言葉など無いというプライドの高さから、「お、おう、あれ良いよな。」的な感じで、上手くその場を潜り抜けます。
その日以降町中の至る所で「ズンドコベロンチョ」の話を、世界中の皆がしているのです。
「全米のズンベロが泣いた!」というキャッチフレーズの映画のポスターや「ズンドコベロンチョのデモ活動」が行われていたり、美容院でも「どことなくズンドコベロンチョに似てるよね」などと言われます。
美容院の店員同士の会話で、「ズンドコベロンチョって何?」と聞くシーンがありましたが、すかさず「って、そんな質問野暮よね…w」と、ズンドコベロンチョについて聞くことは野暮で恥ずかしいというイメージを植え付けられます。
海外企業との取引先で「日本のズンドコベロンチョは最高だ。」と言われ、もしかして「寿司」か・・・?
と予想し、憶測で「赤酢で握ったシャリで食べると最高です!」と言うと…
「ズンドコベロンチョを握って食べる…?ありえない…」
「今回の件は無かったことで。」
と席を立たれてしまう。
どうやら予想を外し、かなりのしくじりを犯したことに気付かされます。
忙しいスケジュールの中空き時間にこっそり「ズンドコベロンチョ」でググっても、Wikipediaには横文字が大量に並べられ、さっぱり意味が分かりません。
「5ch掲示板のスレッド」や「NAVERまとめ」には、
- 「こんな所に、ズンドコベロンチョ見つけた!」
- 「ズンドコベロンチョ可愛いー」
- 「ズンベロ楽しい!」
- 「ウォー!ズンドコベロンチョ!」
- 「今日もズンドコベロンチョで頑張ろう!」
- スレッドタイトル「俺の妹がズンドコベロンチョだったんだが…」
- そのレスに対し「おめでとー!、心が癒されるー!羨ましい…」
Amazonで販売している、商品の名前にも至る所に「ズンドコベロンチョ」という文字が並んでおり、結局「ズンドコベロンチョ 」が何なのかさっぱり分からず、ネットの情報で余計に撹乱されてしまいます。
車を止めていると警備員に話かけられ、その話の流れで「ここら辺一帯は昔ズンドコベロンチョだったんだけどなぁ」と言う言葉が溢れます。
詳しく聞き「昔というのはいつですか?」と尋ねると「江戸時代から」という情報を得ます。
主人公は透かさず江戸時代の情報を調べるため、歴史書や江戸時代について書かれた参考本を大量に広げます。
当然、江戸時代に「ズンドコベロンチョ」という言葉など存在するわけのもなく、皆んながネット、本、テレビ、新聞、ラジオあらゆる媒体、日常会話で「ズンドコベロンチョ 」の話をし、主人公を混乱させます。
主人公は「ズンドコベロンチョ」とは結局何だったのかさっぱり分からないまま、突如「2020年東京オリンピック」の「ズンドコベロンチョアンバサダー」という訳の分からない役職に任命されます。
世界中の超大勢の人が大注目、LIVE中継もされており新聞記者なども並んでいる状況下で、「ズンドコベロンチョアンバサダー任命」の、挨拶に全米が注目します。
主人公は困惑しながらも挨拶の第一声「ズンドコベロンチョ !!」と入り会場を沸かせます。
続けて、自分の知っている出来る限りの「ズンドコベロンチョ」について語り出します。(Wikipediaにのっていた横文字を並べたり)
徐々に自分でも何を言っているのか分からなくなり、ここまで何とか言葉を紡いできましたが、
「ズンドコベロンチョ…ズンドコベロンチョって一体何なんだ…」
「ズンドコベロンチョって何ですか…?」
全米・全国民・会場
「・・・・・・・」
「ねえ教えて!!!!ズンドコベロンチョって何ーー?!?!」
と叫んでしまいます。
その瞬間、会場は凍りつきます。
徐々に会場はブーイングの嵐、物凄いバッシングを受けます。
世界的ニュースにもなり「主人公、ズンドコベロンチョを知らない!」という見出しで、テレビやニュース、Twitter、SNSによる拡散で、世間の目は一気に冷たくなり、馬鹿にされます。
誹謗中傷はもちろん、コラ画像なども作られ一生ネットや世間で馬鹿にされるおもちゃにされた恐ろしいお話です。
しかも、馬鹿にしている全員が全員ただの知ったかという、本当に世にも奇妙な物語です。
結局ズンドコベロンチョって何なん?
主人公はズンドコベロンチョの正体を、蚊のような虫の「ゆるキャラ」だと予想するシーンがあります。
なぜかと言うと、テレビのロケ番組の一部で一瞬だけ「ズンドコベロンチョのゆるキャラ」のような、尻尾が写っているシーンが見えたのです。
また、このお話の回が終わったあと番組進行のタモリさんが、画面外のズンドコベロンチョらしき人物と会って、去っていくというシーンがあります。
ズンドコベロンチョは生き物なのでしょうか。
「ズンドコベロンチョ」のお話は以前にもやっており、リメイク前の初代「ズンドコベロンチョ」では、このようイメージの絵が使われていました。
やはり、共通しているイメージは「尻尾」があり「蚊のようなトンボ」のような特徴的な目や口があります。
そして、使われ方の共通点としては基本的に楽しい意味で使われており「敬われ」「親しまれ」「尊敬」されています。
「ズンドコベロンチョ」を馬鹿にしたり、知らないような発言をすると非難を浴びせられ、馬鹿にされます。
この様なことから察するに「ズンドコベロンチョ」の本当の正体は、宗教的な生き物で神様的な存在であり、国民的なマスコットなのでしょう。
しかし、これだけははっきり言っておきます。
ズンドコベロンチョについて何か語っている奴は、もれなく全員ただただノリに乗って知ったかぶりをしているだけの奴らです。
本当の意味や正体なんてありません。
当然こんな記事を書いている、筆者も憶測で物を書いているだけであり、ズンドコベロンチョは存在しません。
「え、ズンドコベロンチョ知らないの?」と言っている人たちは、この作品を見ていない人をただ煽っているだけです。
シンプルに痛い人たちなんです…。
林先生の「え、ご存知ない?」と言いたいあの感覚です。
「ズンドコベロンチョ」と言う「特有の何んか気持ちい語感」で、それが何なのか気になってしまう人間の分からないことを解決したい心理的欲求を煽る「ただの架空のワード」です。
そして、ズンドコベロンチョを調べる人は、毎年必ずいるので私もこの記事を作成したという訳です。